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金沢の婚礼 Custom of Konrei

前田利家の入城以後、四百年の歴史を持つ都市、金沢
北陸の城下町で行われる、礼を重んじる婚礼
今日も残る小京都金沢の伝統的風習をご紹介します


今も残る伝統的な婚礼

挙式当日は婚家へ仏壇参りを行うなど、独特の風習が多くあります。
一昔前であれば、婚家にて三三九度で固めの盃を行い、新郎を除いて祝宴が始まり、1日目は親族、2日目はご近所と友人知人、3日目は女性のみを招いて披露宴が続くという所もあったそうですが、現在はまずありません。
披露宴も自宅で行われることは希で、ホテルや、結婚式場、料亭などで行われます。

旧家、名家では、格式的に執り行い、太鼓や、演舞などが入り、3時間以上の披露宴もあり、初めてご出席される方は驚かれますが、一般には風習を取り入れつつ、両家に合わせた挙式、披露宴が行われます。

挙式当日の流れ

花嫁、色打掛けにて自宅を出る

婚家の玄関にて「合わせ水」を飲む

控え室で白無垢に着替え後、お手引きに引かれ、仏間へ

花嫁のれん」をくぐり、「仏壇参り」を行う

色打掛けに着替え直し、式場へ

挙式から、披露宴へ


スペース

金沢の婚礼トピック


合わせ水(あわせみず)

合わせ水 婚礼当日の挙式の前に、花嫁が嫁ぎ先の玄関にて飲む水を「合わせ水」と言います。
花嫁の家の水を竹筒に入れて持参し、嫁ぎ先の水と実家の水をカワラケに同時に注いだ「合わせ水」を、花嫁が一口飲みます。すると媒酌人婦人が、「両家の水に合いますように」と願いを込めて、カワラケを地面に打ち付けて割ります。

富山、福井では、これを「一生水」と呼び、嫁ぎ先の水だけを飲み、「一生この家の水を飲みます」という誓いになります。



仏壇参り(ぶつだんまいり)

仏壇参り 「合わせ水」を飲むと、「お手引き」と言う新郎親族の子供に手を引かれ、「花嫁のれん」より仏間に案内されます。
仏壇と神棚にお参りをして、家族の一員となる事を婚家のご先祖に報告します。衣装は白無垢で行い、北陸では、今も継承されている儀式です。
ですが、お参りの参列者や、儀式の行い方は、北陸でも地方によってかなり異なりますので、婚家にてご確認下さい。


キャラ説明 アドバイス
玄関で履き物を脱ぐときは、通常は履き物を入り口側に向けますが、この時だけは部屋側に向けます。この家に入るという意味になりますので、間違っても揃え直しはしないで下さい。




花嫁暖簾(はなよめのれん)

花嫁のれん 三幅や、四幅のものがあり、薬玉(くすだま)、宝船、鳳凰などの吉祥文と、新婦の実家の紋が染め抜かれた友禅染の暖簾で、婚礼の当日から、1週間ほど婚家の座敷の入り口に掛けられます。
1〜2年は、お正月やお祝い事の際に掛けられますが、それ以後は使用される事はありません。
近年は、住宅事情の変化などから、旧家や格式にこだわる家以外では、見かけなくなり、当日のみ親族にお借りするという方も見られます。

価格は20万円から30万円で、呉服屋さんに注文しますが、高いものは100万円以上するものもあるそうです。


キャラ説明 アドバイス
花嫁暖簾は高額で使用回数も少ないと言う事で、掛けないと言われる方もいらっしゃいますが、こういった装飾があってこそ「晴れの日」を感じられます。ご近所で探されれば必ず見つかりますので、是非お借りして掛けられる事をお薦め致します。



五色生菓子、五色饅頭(ごしきまんじゅう)

五色生菓子 「道具入れ」の際に、嫁側から婚家に届けられる生菓子で、三代将軍徳川家光の息女である珠姫(天徳院)が、前田家にお輿入れした際に菓子司に作らせたのが、始まりと言われています。

「日月山海里」とも呼ばれ、天地自然の和合を表している慶事菓子です。
日は白い餡餅の表面を、三分の一ほど赤く染められており、月は白い麦まんじゅうを、山は餡餅の表面にくちなしで黄色に染めた米を全体に付けて栗を表現し、海は波形の大福、里は蒸し羊羹で田を表しています。
婚礼当日に、五色生菓子を詰めた蒸籠が、婚家の前に積上げられます。四角い黒漆塗りの蒸籠で、一つずつに贈り主の名前が書かれた紅白の熨斗紙が張られます。
近年は、老舗の菓子店より蒸籠をお借りして、家の前に置いて婚礼当日の装飾として用いる事が多いようです。




嫁風呂敷(よめふろしき)

嫁ふろしき 宝尽くし、松竹梅などの吉祥紋と、花嫁の実家の紋が染め抜かれた友禅染の風呂敷です。
嫁側からの贈り物を配る際や、実家からの付け届けの際に用います。



道具見(どうぐみ)

道具見 花嫁が持参した婚礼箪笥の引き出しを開けて、その中身を親戚やご近所に披露するという風習です。
挙式後、花嫁が新婚旅行でいない間に行われますが、近年は、行わない事が多いです。




鯛の唐蒸し(たいのからむし)

鯛の唐蒸し 二匹の大鯛を背開きにして、おからをお腹に詰め込み蒸し上げ、腹合わせにして大皿に盛り婚礼の席でお披露目をし、出席者に取り分けられます。
お腹におからを詰めるのは、「子宝に恵まれるように」という願いから来ています。
以前は、道具入れの際に、嫁側から柳樽と共に大鯛が送られ、婚家で調理し祝肴として披露しましたが、近年は式場やホテルで、用意して頂くことが多いようです。

「にらみ鯛」、「鶴亀鯛」と言う事もあります。能登では鯛に紐を通して、「つなぎ鯛」と呼ばれます。



落着きの雑煮、御座附雑煮(おざつきぞうに)

寿せんべい 紅白のお餅を「おすまし」にしたお雑煮です。 餅は古来より神聖なもので、お祝い事には欠かせず、「婚家に落ち着きますように」と言う願いが込められます。




寿煎餅(ことぶきせんべい)

寿せんべい 金沢の婚礼でよく見かけるきまり菓子で、直径9センチ程の紅白のせんべいで、紅せんべいには白の寿を、白せんべいには紅の寿が、それぞれ中央に浮き上がっています。それに一対の松の葉を象った砂糖菓子が寄せられたお菓子です。


キャラ説明 ご 注 意
風習につきましては、全員が行っていると言うことではなく、土地柄や、家同士の考え方により異なります。また、双方の話し合いにより、現在風にアレンジを行ったり、全く行わない場合も御座います。一般的にこういう考え方で行われているとご理解され、ご自分達にあった方法を考えられる土台として頂ければ幸いです。


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