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結び Tie with heart

結びの起こり

「結び」とは、古くはヤマトコトバにおいて「産霊(ムスビ)」と表され、「結ぶ」ことにより生命の力が宿ると考えられていました。ムスコ、ムスメなども結びからくる言葉で、お米を結んだオムスビも結びであり、「結び」は、生命や力を産むものに使われます。
また、古来より神へのお供えには藁を結び注連縄(しめなわ)とし、進物を外界のケガレから守る「結界」としました。
「結び」には、物を束ねて縛るという意味よりも、結ぶことにより「結び」に霊力が宿るという、まじないや、呪術的な意味合いが強いことが分かります。

儀礼結びと装飾結び

古来より呪術に使われた結びは、時を経て、実用結びと儀礼結びの二方向に分かれました。
実用結びは、イギリス海軍の艤装結びに代表され、日本に於いてもほぼ同形の結びと発達しました。
呪術の儀礼結びは、邪気を祓う「結界」をつくる結びとして、水引や神社の荘厳などの儀礼結びとして残り、一方は箱や掛け軸などの、機能性と装飾性を持った装飾結びへと発展しました。
従って日本における「結び」は、特別な意味を持ちます。そして意味を持つがゆえに、結びには「きまり事」があるのです。
もちろん実用結びにも、結び方というものがありますが、ここでいう「きまり事」とは少々意味が異なります。実用結びに於いては解けない方法ですが、「結び」では陰陽による結びの方法です。
物を包む折形もそうですが、慶事では右が上に来るという「きまり事」は全て陰陽説を重視しています。

結びの陰陽説

「結び」のきまり事も、折形のきまり事も陰陽説を基にしますので、考え方は全く同じです。
太陽の昇る左(東)が陽で先、右が陰で後、天が陽で先、地が陰で後となります。
別段、特に難しい事はありません。紐を結ぶには、左の紐と右の紐を交叉させて結びますが、この初めの結びを左右どちらが上になるのかと言う事です。もちろん陽である左が上に来ます。後はその流れで結びをつくれば良いだけです。
もう一つあるのが、かたわな結びの場合の考え方です。
かたなわ結びとは、片方だけに輪を作る結びですが、その輪を右に作るのか、左に作るのかです。
この場合は、輪から紐の端への結びの流れを考えます。ですから、輪を左に作れば、流れは右に向き、輪を右に作ると、流れは左に向きます。
左が陽だから流れも左に向く、のではありません。左は太陽です。太陽は東(左)から登り、西(右)に沈みます。したがって結びの流れも、左から右へと流れる為に、左に輪を作るのが正しいとされます。

とても簡単な事ですが、これが結びの重要な基本です。箱に真田紐を掛けるのも、折形に水引を掛けるのも、全てこの基本に於いて行います。

水 引 水引
水引の掛け方 水引
紐 結 び 紐結び

キャラ説明 作法の違いについて
礼法には、武家文化、公家文化に伴いまして諸流派があり、「各流派の考え方」の違いにより、表す形が異なります。
当サイトでは、陰陽説、また小笠原流を基にご紹介しております。
各流派の作法、および地方の風習は、それぞれに正しく、また尊重しなければならないと考えております。特に地方の風習におきましては、風土や歴史的背景も伴っており、全国的な考え方よりも風習を重視されることをお薦め致します。
作法の違いによりお互いの関係を悪化させるよりも、作法を用いることで、より良い関係を築くことが、礼法作法の正しい姿と考えております。



目次

  • 水引について
    贈答に掛けられる水引の意味をご説明します
  • 水引の結び方
    水引の結び方を、図を用いて詳しくご紹介します
  • 紐の結び方
    木箱などに掛けられる紐について、結び方などを詳しく説明します


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水引 水引の結び方 紐結び
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